木は人にやさしいと言われますがなぜでしょう?
木は自然の断熱材と言われ、熱伝導率が非常に低い材料です。したがって、他の材料に比べ足が冷えにくく、その結果歩いても疲労感が少ないのです。また、コンクリートの床は硬すぎ、絨毯(じゅうたん)の床は柔らかすぎて足に負担がかかります。それに比べ、木の床は硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうど歩きやすい硬さだと言われています。
木は湿気を調整するってほんと?
桐の下駄が素足に心地よいのはなぜでしょう。それは、足の裏の汗や脂を吸い取ってくれるからです。吸湿性のある木は、家の寿命を縮める結露を防いでくれます。また周囲が乾燥すると水分を放出して湿気を調整する働きもあります。宇治の正倉院の校倉造りもこの効果で中の宝物が千年前の昔から保存されているのです。いわば木は自然のエアコンの働きをしていると言えますね。
木の殺菌効果ってすごいんですよ。
森が発する香気は、植物からテルペン系の揮発性物質によるものです。そのなかでも植物が殺菌や虫をころす殺菌作用を持つ物質は「フィトンチッド」といいます。木は伐られた後、建築材として使われてもその効果が続きます。
例えば、ヒバで造った家には蚊が来ない。トドマツを使うと、結核菌やジフテリア菌を寄せ付けない。檜には消炎、鎮痛、鎮咳作用がある。又、杉は大脳を刺激して脳の働きを活発にするなど、建築材には多くの効果があります。
木造の家は地震につよい!
日本のように地震の多い国が、軽く強い材料で家を建てることは、地震に対して大変有効なのです。建物が受ける地震時水平力は構造計算上建物の重量の2割程度となっています。したがって軽い木造の家はあまり力が加わらず、大きな被害を免れることが出来ます。平成7年の阪神大震災でも昭和55年以降に建設された新耐震基準に適合した建物はほとんど無事でしたよね。
木造住宅は自由設計に最適
柱と梁で屋根を支える木造在来工法は、間取りや外観のデザインなど、設計が大変自由に出来るというメリットがあります。木造でも2×4工法などの壁工法は、壁配置の制約がありできない設計はいろいろあります。
しかし2×4工法にできて在来工法にできない家はありません。
暮らしに合わせた増改築が簡単
長い歳月の間には、住む人の家族構成も変わり暮らし方や価値観も変化します。2×4工法やプレハブ工法などは構造上の問題から自由な増改築は行えません。木造在来工法は修理がしやすいのはもちろん、スジカイや梁の補強により増改築がしやくい構造になっています。
木造在来工法における建てる順序の合理性ってわかります?
日本の在来工法は、柱と梁を組み終わったらすぐに屋根を乗せます。これは雨の多い日本の建物の特徴です。プレハブ工法や2×4工法のような輸入された工法は床をつくり、壁を建てて、最後に屋根を乗せますから、屋根を乗せる前に雨に降られると、土台が濡れ、さらに断熱材などの内部構造まで濡らしてしまします。木造在来工法では、1~2日で屋根を掛けてしまうので安心ですね。
木は建築材になっても二酸化炭素を固定するって知ってますか?
木を伐るとCO2濃度が上昇すると思っている人が多いようですが、木を伐ってもCO2は増えません。木は、成長する過程でCO2を吸収して炭素を固定します。 水という「液体」とCO2という「気体」から、太陽光により、炭水化物という「固体」を木を生み出しているわけです。例えば樹齢100年の木だとすれば、木の中心には100年前のCO2を固定し、それを素材として木造住宅を造って100年も使ったら、木は都合200年間CO2を固定します。
一般的な木造住宅(延べ床面積45坪)の場合で、約7トンの炭素を固定します。これは、約900㎡の森林に匹敵するので街に森を作るのと同じなのです。
木造住宅は冬暖かく、夏涼しい高気密高断熱住宅の施工に最適
当社の建物は、冬暖かく夏涼しい高断熱住宅が基本です。
鉄骨系のプレハブ住宅は骨組みが熱伝導率の高い鉄骨を使用していますから内部結露が生じやすい欠点があります。しかし木造住宅は骨組みそのものが断熱材となっているため、そのようなことはありません。
ちなみに当社では、ウレタンを注入されたパネルを使用するスーパーウォール工法と、それよりリーズナブルな現場発泡ウレタンで施工された工法の両方を採用しております。
最後になりましたが、木は永遠に再生可能な資源です。現在原生林はどんどん少なくなっています。日本の山の80%は植林された森となっています。人間の手によって植林された木は、間伐などを行い手を入れなければ弱ってしまうのです。
森の木は常に伐採し植林することによって、地球環境を守っているのです。ですから私たちは地球と人にやさしい木の住まいを造っているのです。




















